昨日の土曜日から今日にかけて、各地でお日待ちの秋の祭典が開催されました。
三池平古墳の南側に位置する砥鹿(とが)神社では、古くから伝わる奉納相撲(地域の男子小学生によるふんどしひとつでの勝ち抜き戦)や、男衆による「相撲甚句(写真)」、「しょっきり」、くじ引きなどが行われ、夜遅くまで盛り上がりました。
また、東久佐奈岐神社では、ちょ うど50年前に盆踊りをスタートした、当時の青年団のメンバーによる餅まきや、05年津軽三味線全国大会の女性部門優勝者、地元山切の長谷川裕香理さんの演奏などが行われ、今までにない大勢の参加者で賑わいました。
旧庵原田んぼ(清水厚生病院あたりを中心とした平地部)の奥突き当たり付近にある豊由気神社(通称「一の宮」)では、この日、年に一度の本殿のご開帳が行われました。御神体は2体(木花開耶姫命と豊受姫命)あり、それぞれに金属製の鏡が祭られています。(下写真の奥)ここでは、子ども会による奉納相撲やカラオケ大会などが行われ、夕方まで賑わいます。
私の地元、尾羽の若宮八幡宮でも、今年から地域の交流の場所として、従来の甘酒の外に綿菓子などの出し物や朝市、お茶の野点、弓矢の投てき奉納など趣向を凝らした催しを開催しました。横砂自治会、廬崎(いほざき)神社の氏子の皆さんなど地区外からも多くの参加があり、ホット胸をなでおろしています。
これらのお祭りは、古くは生きていく為に豊作を祈る場であり、無事お米が取れ生きながらえることができる感謝の気持ちを表す場でもありました。まさに日々の生活の中に欠かせない行事であったと思われます。相撲が国技になっていることもわかるような気がします。
お金で何でも買うことができる現代においては、お米が取れることのありがたさを感じることそのものが希薄になり、勢い、これらの行事の意味合いも変化してきています。今回改めて感じたのは、地域の皆さんの「引き継ぐ」という努力と、「まちおこし」に対する情熱です。今の子どもたちが大人になった時、きっと皆さんの努力に気付き感謝すると共に、皆さん以上の想いで子どもたちに引き継いでくれることでしょう。